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* おまけ?* > ドイツ語を学ぼう!

DUDEN 日めくりカレンダー:はじめに

DUDENとは、
『ドューデン辞典、ドイツの言語学者 Konrad Duden(1829-1911)が編集した正書法辞典、およびそれを第1巻とする文法、発音、外来語などの辞書シリーズ』 (クラウン独和辞典より)です。

で、今年2005年は、「毎日ドイツ語を!」をコンセプトに、DUDEN日めくりカレンダーを購入しました。
が、この日めくりカレンダー、「外国人がドイツ語を学ぶ」ためのものではなく、
「ドイツ人のための清く正しい美しいドイツ語」をテーマにしたものなので、
ボーっと眺めているだけではチンプンカンプン。辞書を引いてもチンプンカンプン。こりゃいかん!

というわけで、困ったときの Ochan55。
役に立ちそうなものだけ、ドイツ語学習メモ代わりに、まとめてみることにしました。
なんせ、日めくりだから、めくった後の紙切れのやり場に困るからね。捨てちゃうと忘れちゃうしさ・・・。

訳は相変わらずテキトーです。間違えていることも多いと思いますが、気がついたら教えてください。
いつまで続くか分かりませんが、どうぞヨロシク。

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Leben wie Rothschild sein Hund? 

訳:ロスチャイルドの犬のように生きる?

この文章、「Rothschild sein Hund」のところ、Genetiv(2格)の使用方法がおかしいです。
正しくは、「Leben wie Rothschilds Hund.」 です。
同様に、「meinem Opa sein Hund」 と言うのも間違い。
正しくは、「der Hund meines Opas」。

感想:ドイツ語は、Genetivをほとんど使わず、Datで代用するようになってきていると聞いた事があるけど、「meinem Opa sein Hund」なんて言っちゃったりするのね。直訳すると「私のおじいちゃんに、彼の犬」か?って、誰の犬やねんっ!こんな言い間違い、外国人にはなかなか出来ないね。

Wöter oder Worte ? 

Word の複数形には、2種類あります。 「Wöter」と「Worte」 。
個々の単語の場合には「Wöter」、それらがまとまった一つの文意をなす場合には「Worte」を使います。
Wöterbuch :辞書
Diese Wöter stammen aus dem Lateinischen. :これらの言葉はラテン語に由来します。
Wie viele Wöter enthält diese Zeile? :この行は、いくつの単語で形成されていますか?
Machen Sie nicht so viele Worte. :そんなにいろいろ話さないでください。(viele Worte machen 口数が多い)
Sie Lauschten seinen Worten. :彼女は彼の言葉に耳を傾けました。

感想:書くは安し、言うは難し

Unser Mäxchen lernt zu laufen! 

訳:私達のマックスちゃんが、走る事を覚えてるわ!

見出しの文章の「zu laufen」の部分は間違いです。zu不定詞は使いません。
「Unser Mäxchen lernt laufen」 が正しいドイツ語です。
「Petra lernt, Vögel zu malen.」
のように、カンマで区切る形の場合は、zu不定詞でOKです。
zu不定詞を使わない場合、上の文章は、
「Petra lernt Vögel malen.」となります。

感想:ドイツ人でもこの辺のところがあやふやな人もいるのかと思うと、ホッとするね。

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